【株】レバレッジはAさんの不当解雇を撤回せよ！

東京都労働委員会に２０２４年４月１日、不当労働行為申立てを行ないました。Aさんらは組合を通じて、福利厚生関連の就業規則改悪に反対し、団体交渉を通じた解決を求めて活動してきました。会社は「社内恋愛」や「機密保持」を名目に他部署社員どうしの食事などを禁じたり、「賃金債権不存在に関する確認書」（＝未払い残業代はありません念書）を全社員に提出することを求めるなど、常識的には考えられない不当な労働条件を押しつけようとしてきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Aさんらは、会社の業績も悪化する中で、組合とともに改善を求めるビラを作成して配布しました。こうした正当な組合活動を嫌悪し、排除しようとして会社はAさんを解雇しました。こうした会社の行為は、労働組合法違反の不当労働行為になります。会社は団体交渉を通じて配布したビラの内容は「機密」に当たるとする一方で「損害は受けていない」と回答しています。会社の月商は社内の月例会でも報告されてきた情報で「機密」には当たりません。この「機密」をビラで「漏洩した」ことを解雇理由としていますが、そもそも「機密」には当たらないことを理由に「普通解雇」としたことは解雇権の濫用です。会社は、速やかに不当な解雇を撤回して、集団的な労使関係を通じて解決を図るよう求めます。

東京都労働委員会第１回調査期日は、５月３０日【木】１５：３０～になります。